日商簿記3級試験に独学で合格する為の対策を教えて!
こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- 日商簿記検定(3級)に独学で合格する為の5つの対策
本記事の信頼性
- 実際に50時間程度の独学で日商簿記検定(3級)に合格した筆者の実体験であること。
今回は、【日商簿記3級は難しい?】独学で合格する為の5つの対策を徹底解説についてご紹介していきます。
日商簿記3級試験に独学で合格する方法ってよくわかりませんよね?
実際に僕も独学で勉強を始めた為、何から勉強すればよいのかすら非常に悩みました。
ですが本記事の内容を実践することで、独学で日商簿記検定(3級)に合格することができました。
あなたも内容を理解して真似することで、独学で試験に合格するノウハウを得ることができます。
3分で読めるので、日商簿記に興味がある方は最後まで読んでみてください。
日商簿記検定(3級)に独学で合格する為の5つの対策

日商簿記検定(3級)に独学で合格する為の対策は、下記の5つです。
- 日商簿記について正しく理解する
- 日商簿記検定(3級)の概要を知る
- 日商簿記検定(3級)の難易度を知る
- 合格に必要な勉強時間の目安を知る
- 独学で合格する為に必要な勉強を知る
なぜ上記5つが必要かというと、これらを理解できていない限り、独学で合格することは難しいからです。
具体的な内容については、以後の章にて解説していきます。
ここでは、上記5つが独学で合格する為に必要ということだけ覚えて下さい。
日商簿記について正しく理解する

まずは下記を参考に、日商簿記について正しく理解して下さい。
- 簿記は、企業規模の大小や業種、業態を問わずに、日々の経営活動を記録・計算・整理して、経営成績と財政状態を明らかにする技能です。
- 会計知識や、財務諸表を読む力、基礎的な経営管理や分析力、ビジネスの基本であるコスト感覚を身に着けることができます
- 業種・職種にかかわらずビジネスパーソンが身に付けておくべき「必須の基本知識」として、多くの企業から評価される資格です。
なぜなら、日商簿記について正しく理解することは、試験に合格する為の近道だからです。
具体的にいうと、試験勉強を続けるうちに試験に合格することだけが目標になって、日商簿記の概要を見失う人は多いです。
しかし、上記の概要を曖昧なままに進めると、勉強を続けていても間違った勉強法を取る可能性が上がります。
だからこそ、ここで日商簿記について正しく理解して下さい。
日商簿記検定(3級)の概要を知る

下記を参考に、日商簿記検定(3級)の概要を正しく理解して下さい。
項目 | 内容 |
受験資格 | 誰でも受験可能 |
試験実施日 | 毎年6月/11月/2月頃の年3回開催 |
試験会場 | 商工会議所によって異なります。 試験日の約2ヶ月前になりましたら、受験希望地の商工会議所までお問い合わせください。 |
試験時間 | 60分 |
出題形式 | 商業簿記 3題以内 |
合否判定基準 | 70%以上 |
なぜなら、試験の概要を知ることは独学で合格する為に必要だからです。
例えば上記の図を見て頂いて分かる通り合否判定基準は70%以上、出題形式は商業簿記3題以内で構成されていることがわかります。
上記が表すことは、出題される問題の大枠が非常に少ない割に、合否判定基準がそこそこ高い為、広く深く勉強しておかないと1枠でもつまずいた場合、試験に落ちるということです。
この様に、試験概要を把握して初めて、日商簿記検定(3級)に独学で合格する為の戦略が定まります。
だからこそここで、日商簿記検定(3級)の概要を把握して下さい。
勉強法の詳細については、後程の章にて解説致します。
日商簿記検定(3級)の難易度を知る

日商簿記検定(3級)の難易度は、受験するタイミングで大きく変わります。
なぜなら、日商簿記検定(3級)は、受験の回ごとに2~7割前後まで合格率が大きく変動するからです。
事実、受験する回によって、問題の難易度にもかなりばらつきがあり、結果難しい回に受験すると、試験に落ちる可能性が大幅に上がります。
しかし難しい回を予想することは、受験者にはわからない為、完全に運です。
ですので、とりあえず2回は受ける覚悟で受験することをおすすめします。
ここまでを改めて要約すると、日商簿記検定(3級)の難易度は受験のタイミングで大きく変わります。
上記の影響からある程度勉強した方は、とりあえず受験するべきだと思います。
合格に必要な勉強時間の目安を知る

合格に必要な勉強時間の目安は、50時間程度です。
なぜなら僕自身や日商簿記検定(3級)に合格した知人の平均的な勉強時間が、大体50時間程度だからです。
具体的な勉強時間の配分は以下の通りです。
- テキスト学習:25時間
- 過去5年分の過去問:5時間
- 間違えた部分の復習:20時間
上記が複数の合格者に聞いた意見を、参考にした試験対策に費やした勉強時間の詳細です。
実際僕自身も、完全に上記配分に当てはまっていたので、試験合格に必要な勉強時間の目安は上記で認識して下さい。
ここまでをまとめると、合格に必要な勉強時間の平均的な目安は、50時間程度です。
独学で合格する為に必要な勉強を知る

独学で合格する為に必要な勉強は、下記の3つです。
- 『スッキリわかる 日商簿記3級 第13版 テキスト&問題集』を用いて土台の知識を形成
- 過去5年分の過去問
- 間違えた部分の復習
この中でも特に重要になるのが、過去5年分の過去問に取り組むことです。
なぜなら、日商簿記検定(3級)は過去問と類似する問題で構成されているからです。
本試験は、受験のタイミングで大きく試験の難易度は異なりますが、試験問題のベースは基本的に常に同じです。
つまり、ランダムで選んだ過去問5年分をこなした時に、合格点以上をコンスタントにとれる状況に持っていけると十中八九合格できるということです。
ですので『スッキリわかる 日商簿記3級 第13版 テキスト&問題集』で基本を理解した後に、いかに多くの過去問に挑戦できるかで合否が大きく変わります。
だからこそ独学で合格したい方は、一日でも早く『スッキリわかる 日商簿記3級 第13版 テキスト&問題集』を読み切り、過去問に挑戦して下さい。
ちなみに上記テキストをおすすめする理由としては、執筆時点(2022/08/04)で、年間売り上げNo.1となっており、実際に僕も上記テキストを使用し、合格したからです。
まとめ

最後にいまあなたは、日商簿記検定(3級)に独学で合格する為の5つの対策を知りました。
ですが、ノウハウを知っているだけでは独学で合格することはできません。
なぜなら道筋を知っているだけでは、一歩たりとも試験合格に近づいていないからです。
テキストを買い、勉強を始めてようやく独学で合格する為の一歩を踏み出したといえます。
だからこそ、あなたも下記を参考に日商簿記検定(3級)に独学で合格する為の一歩を踏み出してはいかがでしょうか?
- 『スッキリわかる 日商簿記3級 第13版 テキスト&問題集』を用いて土台の知識を形成
- 過去5年分の過去問
- 間違えた部分の復習
日商簿記について勉強するとコスト感覚が身につく為、人生の様々な場面で役立ちます。
以上になります。今後とも、当ブログ(Futsuo Blog)をよろしくお願い致します。